朝の光を浴びること

ブログを更新しない間に、ひとつの季節が通り過ぎていました。

見てくださるのが初めての方、そうでない方も、こんにちは。



ふだん、こういうことを書くのも、読むのも得意ではないのですが、前に進むために少しだけ書かせてください。
(あくまでも前向きなのですがちょっと長いので、苦手な方はここで止めてくださいね。)

(船の外を眺めるゆみちゃん。我がアンサンブルのメンバーです。
よき旅でした。)



この夏は、とても苦しかったです。
たくさんのものを失くしました。
ずっと胸の中にひりひりと、火傷をしたような痛みがこびりついていました。
(自分の意思で手放したものもあります、4本の親知らずとか。笑)


"苦しかった"と、過去形にできる何かの出来事が終わったわけではなくて、多分その苦しさの最中に今もいるのかもしれないのですが、
それは私だけではなくて、きっとこうして生きている他のたくさんの誰かも同じで。


そういった痛みや思いを包括しながら、少しずつ歩もうと、進んでいこうとしながら、生きていくのですね。



考えを巡らすほどに、鉛のように胸の中に重く積み重なっていく、たくさんの"ごめんなさい"という気持ちと、
自尊感情との狭間にずっといるような。
そんな季節でした。

たくさんの人を傷つけて、忘れられて、もう自分の存在は消えてゆくのかなと思う夜もありましたが、
やっぱり私は生きていて、音や想いを届けたくて、綴りたくて。


時間を戻すことはできないし、
私が憧れる他の誰かにはなれないので、
私は私を丁寧に生きようと思ったのでした。


日々をきちんと、丁寧に過ごそうとして、まずしたことは朝に太陽の光を浴びること。
恩師からもそうアドバイスをいただいて、半ば諦めの感情だったのですが、2日で体調も考え方も変わってびっくり。
太陽の力ってすごい!



これから楽しみなことがたくさんあります。
頑張りたいこともたくさんあります。

とってもありきたりかもしれませんが、焦燥感に駆られる夜があったとしても、
それが明けないことはないんだなって。
そう思いながら、進むための準備をしようと思います。



志帆





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