NEWアルバム・HAZAMAのこと①ー録音環境と、道のり
8月17日、31歳の誕生日を迎えることができました。そして同時に、Twitterやホームページでもお知らせしてきた、新しいアルバムの発売日、9月7日が近づいて参りました。
ここしばらく、自分と音楽の関わりについて考える日が続いています。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、、私は宣伝やアピールが得意ではありません。
SNSに投稿をしたいと思っても、あれこれ考えてしまってすごく時間がかかったり、結果書けなかったり・・・。
でも、今回のアルバムは、今自分のしたい音楽をやっと形にできた大切な大切な録音です。
『そんな大切なアルバム、もっとたくさんの方に届けるには、聴いていただくには、どうしたらいい?』
とにかく、まずは、知っていただきたい。
考え続けて、このブログに綴ることにしました。
少しずつ書いていきます。読んでいただけたら、嬉しいです。
この記事では、アルバムのコンセプトと、録音環境について。アルバム制作の道のりと共に、書いていきます。
前2作と同じく、今回のアルバムも ALM Records/コジマ録音さんに録音からデザイン、プレスまで全てお世話になっています。
アカデミックなクラシック作品がほとんどの『Bassclarinet Recital』、唱歌やスタンダードの多い『My Sweet Hometown』に収録されているピアノとのデュオ編成から離れて、初めて、全曲自分の作曲した曲のみを、いわゆるジャズカルテット編成(今回の場合はバスクラリネット、ピアノ、ベース、ドラム)で録音しました。(2曲、ドラムレスのトリオ曲もあります。)
アルバムの構想を練り始める前の段階で、これからバスクラリネットの録音を通して自分がやりたいと思っていたことが、大きく2つありました。
1つは、クラシックのバスクラリネットの良いレパートリーとなるような曲の開拓や委嘱をして、そのアルバム集を作ること。もう1つは、今回のように自分の音楽をすることでした。
(バスクラリネットのレパートリー開拓・委嘱作品を増やすことも、もちろんこれからやっていきます。長い目で。)
どんな内容の作品でも、録音するにあたって私が大切にしたいのは、
第一に響きの良い空間であること、
そして演奏者全員がアンサンブルを自然にでき、その場の空気の震えまで伝わるように、あくまでも室内楽をやるような環境で録りたいということでした。
前2作でお世話になってきたコジマ録音は、クラシックのレーベル。今回のこの編成はジャズのような形で、そして内容はクラシックではないオリジナル作品。。しかし、コジマ録音さんの用意してくださる環境で録ってほしい。
ダメ元で小島さんに相談してみると、『おもしろそうだね、いいね。』と言ってくださったのでした。
(この時はとても拍子抜けしましたが、なんでも過去にはフリージャズを録っていたこともあるのだとか・・・)
そこから、3rdアルバムのプロジェクトがスタートしたのです。
じゃあ、新しいアルバムは、クラシックではなくてジャズのアルバムなの?と聞かれると
そうとも言えるし、違うとも言える、という、なんとも曖昧な答えになってしまいます。
その辺りは私の好きな音楽についての話を交えながら、また次回に。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
またすぐに!
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ぜひご覧ください。
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