NEWバスクラデビューの日

こんにちは、バスクラリネット吹きの八巻志帆です。
今日は私と楽器のおはなしです。


先日満を持して、新しいパートナーであるバスクラリネットをデビューさせました!わーい!
newパートナーは、YAMAHAのYCL-622IIです。
13年間吹いてきたクランポンのPrestigeですが、数年前からなんとなく新しい楽器を吹きたくて、どれにしようかな〜と悩んでいました。


思えば中学生の頃、約2年間吹くことになった学校備品の楽器は、とても年季の入ったクランポンのロング管。

(ケースには、"東北大会5年連続金賞受賞記念品"と書いてあって、
たくさんの先輩方の想いと歴史が詰まっていたんだろうなと、今でも感謝。。)


そして高校に入ってからは自分の楽器を吹いてきたので、これまでのバスクラ歴の中で、9.5割くらいはクランポンの楽器を吹いてきたんですね。



YAMAHAバスクラ購入に至ったふたつのきっかけ

なんで新しい楽器をYAMAHAにしたの?と、まあ結構な割合で聞かれるのですが、
  1. 藤井一男先生や、YAMAHAを吹いている方の演奏を聴いて、YAMAHAバスクラへの可能性を感じたから
  2. ある意味でこだわりが無かった
このふたつが大きな理由です。
YAMAHAバスクラの可能性
トスカやアーティストモデル、プリヴィレッジなどの高級なモデルがたくさん出てくるB♭管クラリネットと違って、
バスクラは新しいモデルが数年おきに出る!という訳ではありません。


そしてやっぱりこの大事な楽器、安いお買い物ではないので、価格帯で選択の幅が決まってしまうことも…。


(ちなみに、F.A.ユーベルという、YAMAHAと同じくらいの価格帯の楽器も結構よかった。)
YAMAHAも、バスクラコンクールの出場者さんや、NSOで一緒だった子の楽器など、驚くほど響きが豊かな個体もあります。
が、やはりクランポンに比べての自由度が低い気がしていて、なかなか手を出すことができないでいました。



じゃあ、なんでYAMAHA購入に至ったのか。
さて、こちらを聴いてみてください。
これは私の師匠である藤井一男先生が、今年の春にYAMAHAホールでのコンサートに出演された時の映像です。

YAMAHAの楽器がどうこうというよりも、"藤井先生の歌!"と言った方がしっくりくるなと思うのですが、
この映像からは私がYAMAHAのバスクラに感じていた問題点があまり感じられなかったんです。


藤井先生のツイートを見て、この藤井先生流にカスタムされた楽器を絶対に吹かせてもらおうと思っていて、コンサートの翌日かその辺りに銀座のヤマハアトリエに行くと、予想以上の音の深みと広がりにびっくり。

"おー!これはもしかするともしかするかも!"
となり、とんとん拍子に楽器を選んで、お迎えしたのでした。

そこからいろいろカスタムをして今に至るのですが、まだまだその辺りは発展途上なので、また続きを書きたいとおもいます。

書きたいことがありすぎて割愛の嵐ですが、それでも長い!
読んでくださった方ありがとうございます!


志帆


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